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器具の消毒・滅菌については、歯を削る時に使用する器具(ハンドピース)の滅菌は当然ですが、その先に付ける切削具(バー)も汚染されます。使用後は薬剤と超音波洗浄器で洗浄後滅菌します。診療室の空気環境も重要と考えており、天井埋め込み型空気清浄装置エアロシステム35Mやオゾン発生器を採用して、ウィルス・細菌を除去して清潔で安心できるクリーンな環境をつくっています。
不幸にしてムシ歯がエナメル質を越して象牙質まで及んでしまったら、可能な限りムシ歯の部分のみを除去して、ムシ歯ではない部分は削らないようにします。特にムシ歯が深い部分は歯髄(神経)に近くなりますので、象牙質を保護する接着剤により象牙質・歯髄を保護しなければなりません。ムシ歯が歯髄にまで及んでしまうと自発痛が出て(歯髄炎)、さらに進行すると歯髄は死んでしまい、歯の根の先に病気をつくってしまいます(根尖性歯周炎)。こうなると根の治療をしなくてはならなくなり(治療回数がかかる)、歯は歯髄からの栄養補給がなくなりもろくなります。歯髄を失わないためにも象牙質のところでムシ歯を食い止めることが大事です。
ムシ歯や歯周病などで歯を失ってしまうと、取り外し式の部分入れ歯を、入れなくてはならなくなってしまう事があります。部分入れ歯は残っている歯にバネをかけて、入れ歯が動かない様に・外れない様にするわけですが、バネをかけた歯に負担をかけてしまい、歯周病を悪化させてしまうことがあります。部分入れ歯を入れる時には、歯周病の状態を考慮して、バネをかける歯の負担軽減を検討することが重要と考えています。